●クロニクル２００１

2000年12月30日〜2001年1月1日　前穂高岳　屏風岩（敗退）
１月6日〜8日　鳳凰三山　縦走
1月10日T-wall江戸川橋
1月13日〜14日　八ヶ岳　南沢大滝（アイスクライミング）
1月17日T-wall江戸川橋
1月20日　御坂　柄杓流川　コウモリ沢（アイスクライミング）
1月24日T-wall江戸川橋
1月31日T-wall錦糸町
2月3日〜4日　八ヶ岳　杣添尾根〜横岳（三叉峰）
2月10日〜12日　日光雲竜渓谷、足尾松木沢（アイスクライミング）
2月14日T-wall江戸川橋
2月18日　御坂　芦川蛇沢千波ノ滝（アイスクライミング）
2月21日T-wall江戸川橋
2月24日〜25日　八ヶ岳　阿弥陀北稜
2月28日T-wall江戸川橋
3月3日日和田山
3月10日奥多摩天王岩
3月14日T-wall江戸川橋
3月18日パンプ2
3月20日　八ヶ岳　赤岳主稜
3月24日　唐沢岳幕岩　左方ルンゼ（アイスクライミング）
3月25日パンプ2
3月28日T-wall錦糸町
4月1日　湯河原幕岩
4月5日T-wall江戸川橋
4月8日つづら岩
4月14日〜15日　谷川岳雪上訓練、西黒尾根
4月21日パンプ2
4月25日T-wall錦糸町
4月28日〜29日　白馬岳　主稜（雪稜）
5月1日〜2日　北鎌尾根
5月3日〜6日　春合宿（涸沢BC：北穂東稜、北穂ドーム北壁（敗退））
5月13日つづら岩
5月16日T-wall錦糸町
5月20日　中央線沿線　高柄山
5月23日T-wall錦糸町
5月26日三つ峠
5月27日ストーンマジック
5月30日T-wall錦糸町
6月4日　瑞牆山　十一面岩正面壁　ベルジュエール（敗退）
6月9日〜10日　両神山　尾ノ内沢　キギノ沢（敗退）
6月16日パンプ2
6月23日パンプ2
6月24日天王岩
6月30日パンプ2
7月1日　天狗岩　救助訓練
7月4日T-wall錦糸町
7月14日三つ峠
7月15日高尾山
7月18日T-wall江戸川橋
7月20日〜22日　甲斐駒ケ岳Aフランケ赤蜘蛛ルート、奥壁中央稜
7月28日　谷川岳一ノ倉沢衝立岩ダイレクトカンテ
8月11日〜15日　剱岳夏合宿（13日チンネ左稜線、14日中央ルンゼ〜名古屋大ルート）
8月25日〜26日　小川山
8月29日T-wall江戸川橋
8月31日T-wall江戸川橋
9月8日　小川山
9月16日パンプ2
9月18日T-wall江戸川橋
9月22日〜23日　明星山　Ｐ６南壁　正面壁ルート、フリー・スピリッツ（敗退）
9月26日T-wall江戸川橋
9月29日　錫杖岳　烏帽子岩前衛フェース　１ルンゼ（本流）ルート
10月3日T-wall江戸川橋
10月6日〜8日　大台ヶ原　千石�ｰ　サマーコレクション、シオカラ谷、御在所　藤内壁
10月16日T-wall江戸川橋
10月18日T-wall江戸川橋
10月20日　谷川岳幽ノ沢正面フェイス
10月21日　谷川岳幽ノ沢V字状岩壁右ルート
10月24日T-wall江戸川橋
10月26日T-wall江戸川橋
10月28日　足尾　松木沢　ウメコバ沢　中央岩峰右岩壁　右ルート
10月31日T-wall江戸川橋
11月2日T-wall江戸川橋
11月4日パンプ2
11月11日湯河原幕岩
11月14日T-wall江戸川橋
11月17日〜18日伊豆城山
11月23日〜25日　八ヶ岳　ジョウゴ沢、裏同心ルンゼ（アイスクライミング）
11月28日T-wall錦糸町
11月30日T-wall江戸川橋
12月8日〜9日　八ヶ岳　広河原沢三ルンゼ、右俣クリスマスルンゼ（アイスクライミング）
12月23日〜24日　足尾松木沢（アイスクライミング）
12月30日T-wall江戸川橋

【室内壁まとめ】
T-wall江戸川橋：23回
T-wall錦糸町：8回
パンプ2：8回
ストーンマジック：1回
計：40回

<<総括>>
今年一番印象に残っているのは、甲斐駒ケ岳Aフランケ赤蜘蛛ルートの登攀です。
ルートとしては、メジャーなクラシックルートであるし、技術的に難しいものを要求されたわけではありません。
ただ、この山行は、「自分たちの力で作り上げた」という点で大きな意味がありました。
今までは、経験豊富な上級者に連れて行ったもらうか、リードするにしてもその力のある人がいる、という安心感の中で山行を行うことがほとんどでした。
しかし、この赤蜘蛛ルートは、行く人間がお互いに同じくらいのレベルであり、計画段階から試行錯誤を繰り返し、一つずつ組み立てていく必要がありました。
ルートの情報を集めたり、カムによる人工登攀の練習をしたりと、不安要素をなるべくなくしながら、一つの登攀を作り上げました。
もちろん、その準備段階においては、上級者のお世話になることも多かったのですが、現場では自分たちで判断し、無事登攀を成功させることができました。
その充実感は大きく、「これから」を目指すための第一歩になったと思っています。

昨年、回顧録を書いたときに目標としていたいくつかのルートのうち、達成されたものは、以下の5つ。
・衝立岩ダイレクトカンテ
・幽ノ沢V字状岩壁右ルート
・甲斐駒ケ岳Aフランケ赤蜘蛛ルート
・チンネ左稜線
・槍ヶ岳北鎌尾根（残雪期）
まずまずの成果だと思っています。
また、一つの目標であった、室内壁5.11aも11月28日のT-wall錦糸町で何とかクリア。

しかし、残された課題も多いです。
今年も、沢にはほとんど行けませんでした。
シーズン最初に行った、両神山キギノ沢であんなことになり、気持ちが乗らなくなってしまったのも大きな要因です。
去年の奥多摩棡葉窪、三郎ノ岩道窪に引き続いてなので、「沢は怖い」というイメージが強くなりました。

<<2002年の抱負（希望）>>
・明星山フリースピリッツ
・屏風岩東壁ルンゼ
・衝立岩雲稜第二ルート
・一の倉沢２ルンゼ
・丸山東壁塚田＝小暮ルート
・錫杖岳注文の多い料理店
・八ツ峰VI峰Dフェース
・源次郎尾根成城大ルート
・韓国インスボン
・鹿島槍ヶ岳東尾根（残雪期）
・荒川出合ネルトンフォール（アイスクライミング）
・滑川A2沢（アイスクライミング）
・剣尾根R4（アイスクライミング）
・三峰川岳沢（アイスクライミング）
・黄蓮谷左俣（アイスクライミング）
・篠沢七丈瀑（アイスクライミング）
・ゲレンデ5.11a
・室内壁5.11d

とりあえず、これくらい。
行きたい場所は挙げていくときりがないのですが、行けるかどうかは、パートナーや天候、休暇など、さまざまな条件が一致しないと分かりません。
夏はフリーのクラシックルート、冬はアイスクライミングを中心に、今年はアメリカンエイドなどにも挑戦したいです。
室内壁にも最低週1回は通うようにして、年間50回を目指したいです。（もちろん、回数の問題ではないけれど）
あまり難しいところを一気に狙うのではなく、地道に一歩ずつ自分のレベルを上げていきたいと思っています。



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