山行短信
湯河原 幕岩
2001年4月1日(日)
メンバー:羽矢、碓井(以上山岳同人カルパッチョ)、原田、神谷(記)
◆【計画1】北アルプス不帰3峰B尾根 →水、木曜日に雪が降り、雪崩が怖いため、中止。 ◆【計画2】足拍子岳南尾根から縦走 →出発直前、天気予報が変化。土曜降雪の予報により、中止。 ◆【計画3】3/31(土)伊豆城ヶ崎海岸、4/1(日)湯河原幕岩。 ◆最近こんなのばっかり。最初に立てた計画がすんなり実行されたためしがない。日頃の行いが悪いのか、山行メンバーの組み合わせが悪いのか、運に見放されているだけなのか。気合ばかりが空回り。 ◆土曜の天気予報は、曇り時々雨。多少は降られるかもしれないが、登れなくはないだろうと、東京を出発してしまう。しかし……。 ◆土曜は朝から雨。昼頃からはみぞれ交じり。伊豆でみぞれ!?明日は4月なのに。やはり何かおかしい。 ◆結局一日テントから動けず。日曜の城ヶ崎からの帰途は大渋滞が予想されるため、湯河原へ移動。明日の好天に賭ける。 ◆幕山は、うっすらと雪が積もっている。桜と雪。何だこれは。 ◆岩には雪がかかっているので、融けるのを待たなくてはならない。時間があったので、ひとっ走り、幕山頂上まで登る。海の見える山はいい。海岸線がはっきり見える。気持ちが良い。頂上付近は雪が10cmほど積もっていた。 ◆陽が当たり、岩が暖まると、続々と人も増えてきた。ともかく登り始める。 ◆まずは、「茅ヶ崎ロック:マコロンランド」へ。 ◆『シャワーコロン(5.9)』『アン(5.9+)』をリード。 ◆「大滝フェイス」に行くが、濡れていて登る気にならない。 ◆「割礼塔」の『ダークヘラー(5.9)』をリード。『割礼(5.10b/c)』をトップロープ。 ◆「桃源郷」の『アボリジニ(5.10a)』は、テンションかけつつリード。羽矢さんは『ダイヤモンドヒップ(5.11a)』をリード。 ◆再び「マコロンランド」へ。『マゾおけさ(5.10b)』は、登れそうで登れない。カチホールドなのは分かっているが、立ちこむ勇気がなく、ボルト3本目まで行ってリタイア。 ◆「てんとうむしロック」へ移動。『スウィング(5.9+)』をリード。すでに、指先の皮が薄くなってしまい、踏ん張りがきかない。痛いのを我慢しつつ登る。 ◆時間切れで、ここで終了。 ◆天気が良く、日差しがあると暖かかったので、クライマーは大勢いた。人気ルートは順番待ち。人のいない不人気ルートには、それなりの理由があり、行ってみたけど、ボルトが少ないとか岩が汚いとか、登る気になれない。結局、待ったほうが早いということだ。 ◆湯河原幕岩は、去年の10月以来2度目。しかし、登れているレベルは、全然変わっていない。室内壁には通っているつもりなのだが、自然の岩場はまた別なのか。相変わらず、5.9〜5.10aどまり。情けないほど進歩がない。今年はゲレンデにもたくさん通いたい。トレーニングあるのみ。 |
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