●” 更新履歴”という名のあとがき(2002年分)

2002年12月15日
山記録の棚に「12月14日〜15日 八ヶ岳 南沢大滝/大同心ルンゼ大滝」を追加。
今年は、早い時期から氷結情報が入っていたので、期待していましたが、
氷の発達は、今ひとつという感じでした。
というよりも、あらかた登られて、すでにボコボコという感じ。
南沢大滝は、氷の状態が悪く、引っ掛け(フッキング)を多用するので、
慣れていない私には、難しく感じました。
大同心ルンゼ大滝は、4年連続で通って、ようやく初リード。
氷は細いですが、状態は南沢大滝よりも良く、気持ちよいクライミングが出来ました。
報告は、いまさら書くこともないので、写真+一言コメントのみです。


2002年12月1日
山小説の棚に「谷川岳鎮魂」(瓜生卓造)を追加
滝沢下部初登を成し遂げ、その後の二重遭難でも有名な
平田恭助氏の生と死を巡るノンフィクションノベルです。
1972年初版で、もちろん絶版。
何も知らずに読んで、あとからいろいろ調べたら、平田氏が有名な人なんだと知りました。
来年は是非滝沢に行ってみたいです。

そういえば、12月のダイヤ改正で「急行アルプス」は廃止だそうです。
学生のころから何度もお世話になりました。
今後は、臨時の快速「ムーンライト信州」になるとか。
JR東日本
ムーンライト信州の時刻表などの情報
全席指定で、女性専用車両付き。
自由席なしなので、席が取れないと困りますね。

2002年11月24日
山記録の棚に「11月23日 春日渓谷 アイスクライミング」を追加。
アイスクライミングのシーズンが始まりました。
春日ルンゼは、氷結良好。十分登攀可能です。

11月16日はYCCの遭対訓練。
・8の字結び、ブーリン、マスト結びを相手(立ち木)に結ぶ
・マリナー・ノット(連結ロープの通過)
  →兵庫労山救助隊のページの「レスキュー技術I」に出ています。
・仮固定(懸垂下降のときの下降器は、デイジーチェーンなどを使って、
  なるべく身体から離しておいたほうがいい)
・ケーススタディ(トップが墜落、姿が見えない、声も聞こえない状況で、
  ビレイヤーはどう動くか)
・三分の一吊り上げ
などを行いました。
特にケーススタディは、いろいろな状況を考えつつ、
みんなで話し合いながら、救助方法を検討して、とても勉強になりました。


★11/25追加
報告の文章なんて必要ない!氷結状態だけが知りたいんだ!
という人のために、春日渓谷アイスクライミング 写真のみのページを作りました。
時間のない人はこちらだけご覧ください。
また、アソシエイツルンゼの写真をちょっと加工して明るくしてみました。

どうでもいい話ですが、
今週の「週刊ヤングマガジン」の企画ページで、
どこぞのアイドルが、Twallでフリークライミングをしてました。
まあ、ただそれだけなのですが……。


2002年11月16日
アコンカグアの報告を久々に更新しています。
写真を追加して、リンクを整備しました。

意外に、アコンカグアの報告を見に来てくれる方が多いのです。
トップページに二人来たら、アコンカグアに一人来る、くらいのペース。
アコンカグアのリンクページを作るときに、相互リンクを張ってもらっているので、
そのリンクで直接来てくれる方がたくさんいます。
いまさら情報の追加もないのですが、写真を見て、雰囲気を感じてもらえれば、と思います。

ところで、白山書房「山の本」第41号(最新刊)に
「山岳コミックあれこれ」という山漫画特集が組まれています。
取り上げている本数が多いのは良いですが、
「氷壁の達人」は2巻で未完のまま、という明らかな間違いがあったり、(本当は全3巻で完結しています)
紹介と感想がごっちゃになっていたり、とちょっと中途半端。
どうせなら、ちゃんと紙幅を割いた上で、取り上げて欲しかったです。

「山と溪谷」で1ページを使って取り上げられ、「岳人」では「会報賞」を取り、
今乗りに乗っている 日本山岳会青年部会報 「きりぎりす」 ですが、その最新7号の表紙は、なぜか私の写真です。
興味がある方は、お手に取ってみて下さい。(ちなみに、中の文章は書いていません)
きりぎりすについては、こちらのページをご覧ください。


2002年11月9日
山記録の棚の西丹沢中川川下棚沢「下棚」、本棚沢「涸棚」の報告に 写真を追加。

先週は伊豆に行っていました。
3日(日):海金剛「SUPER RAIN」を登るつもりでしたが、
取付に着いたのが遅く、先行パーティが3つもいたのであきらめました。
(三連休だし、「岳人」で取り上げられたし、人が集まるのも当然ですが。)
仕方がないので、「黒磯ロック」でクラックの練習。
フェースルートは、支点のペツルが(腐食で)岩と同化してるような感じで、怖くて登れませんでした。
でも、カムで支点を取るクラックルートは、岩も安定していて、やさしめですが、わりと楽しめました。
おすすめは「ファインクラック(5.8)」。
とても快適なルート。
もし、マルチピッチを登り終えて、余裕があったら、これ一本だけでも登ってみてください。
4日(月):城山に移動。
城山は2回目。
前回は南壁中心でしたが、今回はワイルドボアゴージとチューブロックのあたりを登りました。
が、ゲレンデは久しぶりなせいか、さっぱり登れませんでした。
室内壁の感覚に慣れすぎているのか、自然の岩がやけに怖く感じました。
城山も結構大勢の人でにぎわっていました。

もう、乾いた岩の本チャンシーズンは終わりですね。
寒気が降りてきて、急に冷え込みが強まりました。
いよいよアイスの時季も間近。
しばらくは、ゲレンデや室内壁でじっくり時を待つことにします。


2002年11月5日
山記録の棚に 10月27日 西丹沢中川川下棚沢「下棚」、本棚沢「涸棚」 を追加。

「植村直己 妻への手紙」(文春新書【→bk1】)が良かったです。
「小西さんちの家族登山」【→bk1】で、小西政継が筆まめだというのは分かったのですが、
植村直己は、それにも負けず、手紙をたくさん書いていました。しかも過酷な状況の中で。
時期的には、「北極圏一万二千キロ」(文春文庫【→bk1】)のころのものが多く、
それと合わせて読むと、手紙に出てくるプライベートな状況と、
公式に発表された文書の内容が対比できて、なかなか面白いです。

「北極圏〜」の方には、奥さんのことはほとんど触れられていないのに、
手紙には、ひたすら奥さんへの思いが綴られているのは、ラブレターだから当たり前でしょうか。
『(誕生日を迎えて)女房のことをちょっと思いだした。』(「北極圏〜」2月12日68p)
『君から来た便(たより)を何回も暇あるごとに読み、君に無情(無性)に逢いたくなって同じ(同時)に、
心から俺を見守ってくれ俺は本当に君に感謝すると共に幸せを感じている』(「妻への手紙」3月8日95p)
……「ちょっと思い出した」という控えめさが微笑ましい。

ところで、高村薫「マークスの山」の文庫版ですが、
活字倶楽部」のインタビューによると、(上下巻のうち)上巻は九割を修正した、という話です。
年内には発売、とも書いてありました。


2002年10月26日
★新館建設
山小説の棚に 「遠き雪嶺」谷甲州著 を追加。

フィクションとノンフィクションの華麗なる融合。
谷甲州は彼にしかなしえない、山岳小説の新たな大地を切り開いた!
構想十年は伊達じゃない。
これはまさに「日本山岳小説の未踏峰」である。

以前、TBSテレビ「情熱大陸」で山野井泰史が紹介されていた中で、
ヒマラヤ「ギャチュンカン」未踏ルートに10月上旬アタック、と出ていましたが、
その最新情報です。
駒鳥山荘の「山野井夫妻の登山報告
EVERNEWの「山野井通信
ルートを変更し、登頂は無事果たしたものの、重い凍傷を負い、10/18帰国したようです


2002年10月20日
山記録の棚に10月12日〜14日 海谷 海老ー西壁第二フェース魚津岳友会ルート、千丈ヶ岳南西壁離れ菱ルートを追加。
10月5日〜6日 谷川岳一ノ倉沢2ルンゼ〜Aルンゼ、中央稜の記録に写真を追加。

「クライマー("Climeber")」という映画を知っていますか。(→ビデオの情報はこちら
ドイツ映画で、劇場未公開。レンタルビデオで出ています。
内部コンピュータにアクセスするために、超高層ビルを攀じって侵入するってのがキモで、
タイトルからしてちょっと期待してみましたが、そのわりにクライミングシーンは少なかったです。
カムとアブミのかけかえで、吹雪の中、ビルを登っていくシーンはなかなかだと思いましたが、
もうちょっと、クライミングにバリエーションがあればなあ、とは思いました。
"剣道の精神で"というのは、ちょっと好み。


2002年10月14日

山記録の棚に10月5日〜6日 谷川岳一ノ倉沢2ルンゼ〜Aルンゼ、中央稜を追加。
写真はまた後日。
12日〜14日は海谷に行っていました。その報告もまた後日。
いくつかのサイトでアドレス変更、閉鎖などがあったので、リンクも少し整理しました。

片山右京は、天候不良により、エベレスト登頂を断念したようです。
ともかく無事で何よりではあります。→公式ページ

以前お知らせした、谷甲州の超大作山小説「遠き雪嶺(「ナンダ・コット」から改題)」が
ついに発売されました。【→bk1】
まだ読んでませんが、これからじっくり楽しみます。


2002年9月28日

山写真の棚に何枚か追加。
雨の週末。
全国的に雨なので、どうしようもないですね。

9月25日NHK「私はあきらめない」で片山右京が取り上げられていました。
レーサーから登山家へと転身した彼は、今エベレスト登頂を目指しています。
最終アタックに出ましたが、悪天候のため、BCに一旦戻り、
現在は、天候の回復を待っているようです。→公式ページ
8000m峰全座登頂が目標のようで、
安易にセブンサミッツ(七大陸最高峰)とか言わないところがいいですね。
ぜひ、無理せずがんばって欲しいです。

2002年9月23日
山記録の棚に「2002年9月22日〜23日 明星山P6南壁 左岩稜、フリー・スピリッツ(11ピッチ目まで)」を追加。
ちょうど一年前に、ルートを間違えて撤退した「フリー・スピリッツ」は、またしても、完登できませんでした。
やむをえない要素もあったけど、結局またしてもルートを間違えてしまうというお粗末な結果。
何をやってんだか。

先日、TBS系「情熱大陸」で山野井泰史が取り上げられていました。
あそこまで純粋に山に打ち込めるというのはとても素晴らしいと思いました。
「日本一、山の上じゃ優秀な人間だと思いますよ。(中略)たいてい、いろんなもの感じられますもん。」
「唯一の人生においての失敗は、高校に行ったことだなって思いますね。」
「なぜ(危険な岩壁に挑むのか)ってなんで質問するのかな、こんな素晴らしいのに。」
さすがに、生の言葉には重みがあります。
30分の番組でしたが、よくまとまっていて見ごたえがありました。

2002年9月16日
山記録の棚に「9月14日〜15日 丸山東壁 南東壁 雨の日もパラダイス」を追加。
久しぶりの本チャンは、初めての丸山東壁、初めてのアメリカンエイド、でした。
核心部はユマールフォローでしたが、アメリカンエイドのやり方が少しわかってきました。
もっと経験をつんで行きたいです。

ところで、リン・ヒル自伝「クライミング・フリー」【→bk1】はとても面白かったです。
文章が読みやすいのは、もとの文章も翻訳も両方が良いからなのでしょう。
読むと、ビッグウォールの魅力に取り付かれそうです。
アメリカンエイドをやることでビッグウォールに近づくでしょうか。
性差を越えた世界最強の(女性)クライマーの生き方。
興味のある方はご一読を。

2002年9月7日
気が付くと、一ヶ月も更新してませんでした。
久々の更新、と言っても、報告するような記録はないのですが、一応近況報告のみ。

8月3日:不動沢
8月4日瑞牆山正面壁「ベルジュエール」
8月14日〜17日:南アルプス縦走
(広河原〜早川尾根〜甲斐駒ヶ岳往復〜北沢峠(泊)〜仙丈岳〜仙塩尾根〜両俣小屋(泊)
〜三峰岳〜塩見岳往復〜熊ノ平(泊)〜三峰岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田)
8月31日〜9月1日:小川山
あとは、インドアをちょこちょこ。

不動沢のワイドチムニー「エンペラー・クラック」は、5.9というグレードに関わらず、
全く手も足も出せず。あまりにも難しすぎ。
ベルジュエールは、三度目にしてようやく完登。大フレークの上も素晴らしいルートでした。
南ア縦走は、ワンゲルの最初の夏合宿でバテて敗退したルート(を含む)。
9年間、気になってたルートをようやく歩けました。毎日半分くらいは雨でしたが。
小川山では、「ソラマメハング」をフラッシング。初の5.10dです。
しかし、スラブは5.10cでもA0混じり……。


ついでに、山小説の近刊情報など。
高村薫の直木賞受賞作「マークスの山」(講談社文庫)。
文庫版が7月発売予定でしたが、遅れている模様。10月以降?
高村薫と言えば、文庫化に際して大幅に加筆訂正することで知られています。
全く新しい物語となる可能性もあり、期待してます。

谷甲州「ナンダ・コット」(角川書店)
少なくとも5年前から予告されていたタイトルがようやく刊行(予定)。
>
昭和11年、人類史上初めて立教大学山岳部はナンダ・コートを征服した。
>軟弱な装備、情報不足、隊員同士の軋轢・・・。夢を抱いた男たちの壮絶な人間ドラマ。
>本格山岳小説の超大作!!

だそうです。期待大!。10月刊行予定。

2002年8月6日
山記録の棚に唐沢岳幕岩 正面壁 山嶺第一ルートの報告を追加。
穂高岳屏風岩東壁 蒼稜ルートの報告に以下の4枚の写真を追加。
<★白波立つ><★かなり下ってようやく渡渉><★順調にロープが伸びる><★意外に手ごわい><★フォローを迎える>
夏なのに意外に快適な唐沢岳幕岩でした。
登攀中、虫が多いのには弱りましたが、大町の宿はやっぱり快適でした。

2002年7月28日
山記録の棚に「穂高岳屏風岩東壁 蒼稜ルート」の報告を追加。
たかが蒼稜と思っていたけど甘くはありませんでした。
写真は都合により後日アップします。


2002年7月15日
山記録の棚に「瑞牆山十一面正面壁 微笑み返し(4ピッチ目まで)」の報告を追加。
雨が降ってきたので、途中で撤収しました。

先週、上級救命講習を受けてきました。
前回は2年前に受けています。
こういうのは、いつやっても変化はないものかと思っていましたが、
時とともにやり方が変わっていくものののようです。
驚いたのは、心配蘇生法のとき、頚動脈での脈拍の確認をしなくなったこと。
最新のやり方(2002年4月から)では、「循環のサインの確認」として、
1)呼吸があるか
2)咳をするか
3)体に動きが見られるか

をチェックする方法になっているそうです。
脈を診てはいけない、というわけではなく、
脈は間違いやすいので、もっと分かりやすい方法をやりましょう、
ということらしいです。
詳しくは、東京消防庁のページから「生活安心情報」内の「救急アドバイス」にある
「上級救命講習テキスト」のここのページをご覧ください。

2002年7月7日
山記録の棚に韓国・仁寿峰(インスボン)の報告を追加。
写真も大量に入れておきました。
興味ある方は写真だけでもどうぞ。

天気が良かった、とそれだけで十分です。
日本にはない、美しい岩峰。すっきりしたライン。
機会があったら、また行きたいです。


2002年7月3日
<<速報>>
韓国仁寿峰(インスボン)登ってきました。
6/29 白雲山荘までアプローチの後、大スラブを1ピッチのみ試登
6/30 シュイナードB、ウジョンB(時間切れのため、最終ピッチは割愛)
7/1 ウィディキル(医大ルート)、インスA
7/2 帰国
天気にも恵まれ、十二分にクライミングを楽しむことができました。
詳しい報告は、また後ほど……。

2002年6月27日
山小説の棚に 「北壁」石原慎太郎著 を追加。
現在の都知事が、芥川賞を取った作家だったころに書いた山岳小説です。
すでに絶版なのですが、古書店で見つけて、読んでみました。
これがまた素晴らしい!
私好みの本格山岳小説中編集でした。
詳しくは、感想ページを読んでほしいのですが、熱烈に復刊を希望します。
(たぶん、いまどき売れないだろうけど)

さて、6/29-7/2で韓国に行ってきます。
ワールドカップの三位決定戦を生で見るために、
ではなく、仁寿峰(インスボン)でクライミングのためです。
狙ったわけではないのですが、韓国の歴史的な瞬間に立ち会えそうで、そちらも楽しみです。


2002年6月23日
山記録の棚に「2002年救助訓練」を追加
新宿で開かれていた、志水哲也写真展「黒部」 を見てきました。
志水哲也は、3年前に登山家から写真家へと転向したそうです。
本や講演よりも、写真のほうがより多くの人たちにアピールすることができるから、という理由も、
会場に来ていた幅広い年齢層の方々を見ると、確かにそのとおりかもしれない、と思いました。
写真家の写真を見ることはあまりないので、彼の写真がどれほどのものかと言う評価はできないのですが、
やはり黒部にこだわっている志水だけあり、彼にしか撮れない彼だけの一枚、というのが多いと感じました。
剱沢大滝の写真も何枚かあり、5月に行ったときのことを思い出しました。
なんというか、こういう写真を見ていると、
「なぜ自分はこんなところ(街)にいるんだ、自分がいる場所は、あっち側(写真の中)じゃないのか」
という気分にさせられてしまいます。
新宿での写真展は、三井ビル1階のペンタックスフォーラムで7月4日までです。(入場無料)

ここで、写真の一部が見られます。)

2002年6月4日
山小説の棚に「青年と沙漠」「鎮魂花」を追加。
「青年と沙漠」【→bk1】には山は出てきません。
五木寛之氏の帯に惹かれて思わず買ってしまいましたが、意外にも「山の魂」を感じる物語でした。

「鎮魂花」【→bk1】は、正真正銘の山岳小説。
気になる部分もいくつかありますが、真正面から「山に登ること」を捉えているのに好感が持てました。

最近の新刊では、「最新クライミング技術」【→bk1】がお勧め。私はこれを読んで、目から何枚もウロコが落ちました。
谷口ジロー版「神々の山嶺」第三巻【→bk1】も出ています。内容としては、「タメ」の部分です。
連載はいよいよクライマックス。エベレスト登攀中です。


2002年5月31日
トップページのカウンタが5000を越えました。
皆さまの日頃のご愛顧に感謝いたします。
5月13日でサイト開設から2年が過ぎました。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
さて、5000Hitを記念して、「山写真の棚」を新規作成しました。
今まで、報告内で公開してきた写真をピックアップして、まとめてみました。
写真ばかりのページで、通信環境によっては、表示に相当の時間がかかると思いますので、お気をつけ下さい。


2002年5月21日
急に思い立って、リンクページを更新。
今まで、個人的なページはリンクしていなかったのですが、
相手にリンクしてもらっていて、こちらからリンクを張らないのは不義理かなと思い、今更ながら、追加してみました。
いずれも充実したページですので、ぜひお立ち寄りください。


2002年5月20日
山記録の棚に「丹沢玄倉川 同角沢」を追加。
何事もなく、無事沢を遡行終了したのは、実に3年ぶりのことです。
昨年、一昨年とシーズン初めの沢で事故があり、年一回しか沢に行けていませんでした。
(行く気になれませんでした。)
これで、沢への恐怖心も少しは和らいできたかな、と思います。


2002年5月12日
山記録の棚に連休後半の記録
黒部横断(鎌尾根〜鹿島槍〜十字峡〜別山北尾根〜源次郎尾根〜早月尾根)」を追加。
相変わらず、やたらに長い報告なので、お時間あるときにどうぞ。
また、これは、雪が少ない年の記録、として見てください。
ルートとして、技術的な問題は特になく、体力と気力がポイントでした。
初めての黒部でしたが、心に残る山行となりました。


2002年5月6日
<<速報>>
連休後半で、黒部横断をしてきました。
今年は、雪が少なく、ヤブが多く、結局、行動は計画していたルートとは、全く異なるものとなりました。
以下、行動概要です。

5/2 大谷原〜鎌尾根〜鹿島槍〜牛首尾根
5/3 〜十字峡(FIXロープによるチロリアンブリッジ)〜剱沢平〜剱沢大滝偵察(シュルントが約4m開いており、取付まで到達できず撤退)
5/4 〜別山北尾根〜真砂沢(一日中雨)
5/5 〜源次郎尾根I峰手前
5/6 〜剱岳本峰〜早月尾根〜馬場島

詳細報告文は、週末(11日か12日)になる予定です。
何年ぶりだかのスーパーハード行動で、もうフラフラです。
とくに、雨の中、十字峡から真砂沢まで行った4日は、もう死にそうでした。
こんなに動けるものなのか、と自分の体力の可能性が分かったような山行となりました。


2002年4月29日
山記録の棚に「鹿島槍ヶ岳北壁取付〜カクネ里下降
瑞牆山十一面岩正面壁ベルジュエール(前半のみ)」を追加。

雪と岩の記録です。
が、どちらも完登していないのが、なんとも。
鹿島槍は、いろいろな意味ですごい経験をしたな、と思いました。
連休後半は、黒部に入る予定です。

2002年4月17日
山記録の棚に「瑞牆山十一面岩正面壁 翼ルート」を追加。

チムニー、チムニーの連続。
IV+級とはいえ、かなりの手ごたえ。
すいすいフリーで、とは行きませんでした。
無理やりな感じで登りましたが、それでも充実していました

2002年4月7日
山小説の棚に「日高」を追加。【→bk1

ここ3週間、ゲレンデばかり行っているので、本の紹介でお茶を濁しています。
週末になると天気が不安定で、なかなか計画が立てづらく、困ったものです。
天気予報もさっぱり当てになりません。


2002年3月27日

山小説の棚に「天空への回廊」を追加。【bk1

ブラボー!ついに来た!これが新世紀の山岳小説だ。
頁を繰る手が震えてくるほどの厳寒のエベレスト描写を見るがいい。
息が詰まるような迫真の岩壁登攀を味わうがいい。
2002年、これを読まずに何とする。必読の一冊。
素晴らしき山岳小説の書き手の登場に乾杯!

2002年3月17日
山記録の棚に「谷川岳幽ノ沢左俣三ルンゼ」「山行短信 八ヶ岳大同心ルンゼ大滝(見学)」を追加。

三ルンゼは、非常に充実しておりました。
もちろん、谷川の一つのルートとして、手ごたえがあるものだったのですが、
星空の下をアプローチしていくというあの美しさが、忘れられないものになりそうです。
これで私も雪の谷川デビューです。

大同心大滝は、写真に一言添えました。


2002年3月9日
山記録の棚に「3月4日 荒沢山東面風穴沢(マイナーリッジ(撤退))左俣スラブ〜風穴スラブ上部」を追加。
結局、目的としていたマイナーリッジは登れず。
しかし、隣の左俣スラブが意外にも快適。
雪のルンゼは雪崩が怖いけれど、
チャンスを狙えば、面白い登攀ができることを知りました。

ちなみに、3月2日には、大同心ルンゼ大滝へ。
氷は発達しているのですが、スノーシャワーがうるさいので、登りませんでした。


2002年2月24日
山記録の棚に「2月23日 神津牧場氷瀑群」を追加。
標高の低い地域でのアイスクライミングはもう終わってしまったようです。
神津牧場の氷も、日中みるみる融けだしてきて、早々に撤収。
訪れる人もほかにはおらず、すでに崩壊のときをただ待っている、
という感じでした。
いよいよシーズンは終盤です。


2002年2月7日

山記録の棚に「2月9日〜11日 大谷不動」を追加。
氷結状態は、抜群。バイルも良く決まります。
でも、実力が伴わず…。
大谷不動は、アイスには最適。
また行きたいと思います。


2002年2月7日

山漫画の棚に「こちら愛!応答せよ」を追加。
予想以上に、山描写が正確で、読ませる感動的なストーリーでした。
絶版なので、なかなか巡り合えませんが、お勧めです。

ついでに山情報探索リンクもちょっとだけ更新しています。

カウンタが4000を越えました。
多くの皆様の訪問をこころより感謝いたします。
より良い記録となるべく正確な情報をこれからもお届けできれば良いな、
と考えています。

カウンタ4000突破記念として、フレームを使うようにしてみました。
サイト移動の手助けになれば、と思います。
フレーム嫌いな人、非対応ブラウザの人は、
今までどおりのフレームなしバージョンでどうぞ。


2002年1月27日
1月も終わろうとする今更ですが、昨年1年間のまとめ「回顧録2001」を追加。
2001年を振り返り、2002年を考えています。
ここに書いてある希望通りうまくいけばいいのですが、なかなかそうはいくものではありません。
一つ一つの山を大切に、歩いていきたいと思っています。

2002年1月20日
山記録の棚に1月12日〜14日「戸台周辺 アイスクライミング」を追加。
山小説の棚に「遭難」松本清張を追加。
そのほか、新年を迎えて、全面的にリニューアルしてみました。

年末年始は、なんだかごたごたしていて、更新できませんでした。
2001年12月23日〜24日で松木沢黒沢、夏小屋沢
2002年1月2日〜3日で南八ヶ岳(悪天のため何もできず)
に行っていました。
松木沢の記録は、また後ほど。
八ヶ岳は、行者小屋回りスノーハイキングで終わりました。



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