●” 更新履歴”という名のあとがき(2003年分)
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※クライミング・ブック・ニュースは、随時更新しています。
2003年12月14日
お待たせしました。
ネパールトレッキングの記録を追加。
とりあえず「クーンブ編」のみです。
このあと、「アンナプルナ編」「カトマンドゥ&ポカラ滞在編」と続く予定。
2003年12月7日
ネパールトレッキングの記録を、TBS系「世界遺産(サガルマータ国立公園)」
の放送に会わせようかと思っていたのですが、できませんでした。
のんびりやっています。
2003年12月1日
ネパールトレッキングの記録作成は難航しております。
今週末までには何とか形にしたいと思っておりますが。
さて。
2003年11月18日
本日、ネパールトレッキングより無事帰国しました。
取り急ぎ、要点だけ。
・トレッキングは、
●ソルクーンブ(ゴーキョ・ピーク、カラパタール、エベレストBC)18日間
●アンナプルナ(ゴレパニ〜チョムルン)6日間
の2箇所。
・ソルクーンブでは、10月なのに大雪が降って大変でした。
・アンナプルナのナンガタンティ(ゴレパニ手前)の村の真ん中で、
マオイストに遭遇。通行料を取られました。
外国人トレッカーは、全てお金を取られているようで、大体一人1000Rsくらい。
現在はおそらく場所を変えているのではないかと思われます。
・そのマオイストに恐れをなして(?)、本来のチェックポストは無人となっていました。
・ロイヤルネパール航空のフライト(帰国便)が2日と3時間遅れました。
その間、(無料で)最高級ホテルに泊まり、自堕落な生活を送りました。
でも、フライトを待つだけで何も出来ない生活は、
いくら最高級ホテルでの滞在でも、一日で嫌気が差してきました。
・トレッキングはもちろん素晴らしかったですが、ネパールの街もとても印象的でした。
ネパールの人たちのエネルギッシュなパワーに圧倒されっぱなし。
いわゆるカルチャーショックを強烈に受けました。
その他、詳細な報告、写真等は、また後日。
2003年10月13日
<お知らせ>
1ヶ月ほどネパールにトレッキングに行ってきます。
11月16日帰国予定です。
その間、当サイトの更新、メールの返信等できませんので、
よろしくお願いします。
2003年8月31日
山小説の棚に「クライマーズ・ハイ」(文藝春秋・横山秀夫)を追加。
この小説は、谷川岳衝立岩雲稜第一ルート第一ハングの核心の一手を越える、
というその一瞬を描くために作られた、と思っています。
登攀描写そのものは少ないけれど、読み応えは十分です。
彼が、書いてみたいと言っている(らしい)、
『山岳冒険小説』にも期待しています。
2003年8月9日
山小説の棚に「槍ヶ岳」(文芸社・奥田岳志)を追加。
著者の方から、直接メールをいただき、
「ホームページで紹介してもらい、感謝しております。」
と言われたのですが、
"クライミング・ブック・ニュース"では、帯の紹介文だけしか書いておらず、恐縮至極。
慌てて、感想ページを更新しました。
この本、本屋ではあまり見かけませんが、
著者のページに全国販売書店リストがありますので、
読んでみたい方は、そちらをご参照ください。
2003年7月17日
<お知らせ>
ある日、「山と溪谷」編集部から取材の依頼が来ました。
おお、私も一端のクライマーとして認められるようになったのか、
と一瞬錯覚しましたが、そんな訳はありません。
「高柄山で道に迷ったときの話を聞かせて欲しい」とのこと。
……。
……。
「山と溪谷」2003年8月号202-203ページに記事になりました。
しかし、今度はちゃんとした登攀の記録で取材を受けられるようになりたいものです。
何と言うか、インターネットの大海の中から、こんなマイナーな記録を見つけてくる
ヤマケイ編集部はすごいな、と微妙に感心しました。
さて、来週あたりそろそろ梅雨明けでしょうか。
私もいい加減クライミングに復帰したいなあ、と思う今日この頃です。
2003年5月18日
文書保管庫に山野井泰史講演会(2003年5月17日)聴講メモを追加。
労山ヤングクライマーズフォーラムでの講演会のメモです。
ギャチュンカンからの奇跡の生還から初めての講演会。
あのときの話もたっぷりと聞かせてもらえました。
それでも山に登る、という強い意思が感じられ、
本当に彼は山が好きなんだな、と思いました。
山野井通信によると、現在本を執筆中とか。
そちらも楽しみです。
なお、カモシカスポーツにてきりぎりす9,10号発売中です。
また、ペツル&シャルレのカタログ(日本語版!)も配布中でした。
その他のショップは見ていないので分かりませんが。
2003年5月11日
山記録の棚に2003年4月26日〜5月5日ヨセミテを追加。
久々のクライミング報告の更新ですが、
あまりクライミングはしていないので、
そっちのほうは期待しないでください。
2003年4月6日
あいかわらず、全然山に行ってません。
気付いたら、雪山シーズンは終わってしまいましたね…。
そんなわけで、今回もお知らせだけ。
現在、「別冊文藝春秋」にて連載中の、「クライマーズ・ハイ」という小説があります。
「半落ち」で一気にブレイクした横山秀夫の作品。
彼は、「PEAK」(ながてゆか・講談社)の原作者でもあります。
基本的には、御巣鷹山の日航機墜落事故をめぐる新聞社の話ですが、
そこに、クライミングの物語が挿入されます。
谷川岳衝立岩雲稜第一ルートのクライミングシーンは、まさに臨場感あふれる描写。
アブミの最上段に乗るのが怖い、なんてところはゾクゾク来ます。素晴らしい!
連載はまだ続いているので、今後に期待しています。
ちなみに、「このミステリーがすごい!2003年版」の98pに
『横山秀夫も山岳冒険小説を書いてみたいと言っているらしい』
と出ているので、そっちのほうにも気になります。
ともかく、要注目の作家です。
(蛇足ですが、「安西連太郎(アンザイレン)」という名前にはしびれました。)
2003年3月15日
週末の度に天気が悪かったり、その他いろいろあって、
最近さっぱり山に行ってません。
更新はないのですが、お知らせをひとつ。
・本格山岳レスキューストーリー「カモシカ」(鎌田洋次)
が週刊漫画アクション(双葉社)で始まりました。
鎌田洋次といえば、「THE BIG WALL(ビッグ・ウォール)」の著者。
北アルプスの山岳救助隊の話のようで、
扱っている題材が、「山靴よ疾走れ(紅林直・集英社)」とかぶっているため、
どう差別化してくるかが見物です。
長らく続いていた谷口ジロー版「神々の山嶺」の連載は、先日無事完結しました。
話の展開、そして、ラストシーンは、原作と異なっている部分もあったのですが、
全く違和感を感じませんでした。
山漫画の一つの頂点とも言える作品で、
山を知らない人からも、高い評価を受けていたようです。
「カモシカ」も、ああいう良質の作品になることを期待します。
2003年2月24日
山記録の棚に「<写真報告>2月1日〜2日戸台 歌姫の宿 アイスクライミング」を追加。
22-23日で唐沢岳幕岩「西壁ルンゼ」を登るつもりでした。
22日は、葛温泉から4時間半かけて大町の宿に到着。
降りしきる雪、見る間に埋まるトレース、断続的に起こる雪崩……。
場所によっては、胸以上のラッセルとなり、
とてもじゃないが、翌日登れるとも思えず、その足で下山しました。
つい数十分前に歩いたトレースが、雪崩で埋まってしまっているのを見るのは、
あまり気持ちの良いものではありませんでした。
結局、葛温泉から大町の宿往復の7時間のボッカ&ラッセルトレーニングでした。
2週間前に大凹角を登ったときとの状況の違いにびっくりです。
先日紹介した100円SHOPダイソーの「氷壁の達人」ですが、
原本のGIGA-COMICS版とページ数が異なり、省かれているページがある、
という指摘メールをもらいました。
よくよくみてみると、確かにダイソー版では削除されているページが結構ありました。
どうやら、総ページ数が規定されていて、それに合わせるために削った部分があるようです。
GIGA版とダイソー版を比較したページを作りました。
ダイソー版しか持っていない方はご注意ください。
ご指摘くださったU野さん、どうもありがとうございました。
2003年2月11日
山記録の棚に「2月8日〜9日 唐沢岳幕岩大凹角ルート」を追加。
パソコンの調子が悪く、しばらく修理に出していたため、更新できませんでしたが、
ようやく復活です。
大凹角は、予想以上に時間がかかりました。
冬壁のフリーは、怖すぎて、どうしても人工に頼ってしまいます。
それで時間がかかるわけですが、何とか完登できてほっとしました。
2003年1月26日
山写真の棚を更新。
2002年10月以降の写真を追加しました。
最近は、そこかしこで見かける100円ショップですが、そこには何でもあって、行く度に驚きます。
日用雑貨から、食品、生活小物……。
最近は、旅行ガイドや辞書、小説、そしてコミックスまでおいてあります。
で、そのコミックスの棚に「氷壁の達人」(神田たけ志著)がおいてあったのには、
本当にびっくりしました。
「氷壁の達人」といえば、あの、山学同志会の小西政継の半生を描いた傑作山漫画。
主婦と生活社から出ていた GIGA COMICS版 は絶版となっていました。
私も、古本屋で探して手に入れたのですが、
それが、まさか再版、それも100円ショップに出るとは思いもよりませんでした。
→感想ページ
→100円SHOPダイソーの紹介ページ
昨年9月には出ていたようです。
100円ショップは、商品の入れ替わりが激しいので、見つけたら、ぜひ読んでみてください。
損はしないはずです。100円だし。
全3巻ですが、1巻〜2巻までで、3巻はまだ出ていないようです。
ところで、「山岳遭難のヘリフックつり下げ救助を禁止」というニュースが、
信濃毎日新聞に出ていました。
ネットでつるしたまま移動するのをやめて、
ホイストで一人一人収容する方法をとらないといけないようになるとか。
「マークスの山」文庫版がようやく出ました。
まさに「全面改稿」されているので、ハードカバーを読んだ人でも楽しめます。
なんか、マークスの性格が変わっている気がしますが…。
2003年1月20日
山記録の棚に「1月11日〜12日 甲斐駒ケ岳Bフランケ赤蜘蛛ルート」を追加。
18日-19日は、よなご不動へ。
「不動戻しの右」(未登?)と「不動戻し」を登りました。
何というか、次元が違う世界でした。すごい。
2003年1月13日
昨年一年のまとめ「回顧録2002」を追加。
他人が見ても、あまり意味がないと思いますが、まあ一応。
連休は、甲斐駒ケ岳Bフランケ赤蜘蛛ルートを完登しました。
天気に恵まれ、非常に快適な登攀でした。
詳細は、また別の機会に……。
すでにネタとしては古くなっていますが、
impressのBroadband Watch内の「スタパ齋藤のスタパバンド」12月11日付けで、
天気予報サイトのレビューをしています。
釣り向きの天気予報サイトは、どこがお勧めか、という話なのですが、
登山者にも通じる話があります。
で、その中で出てきた、SpotWeatherをインストールしてみました。
天気予報データを自動的に読み込んで、タスクトレイに表示してくれるというフリーソフトで、なかなか良いです。
ブロードバンド環境なら、定期的に予報を更新してくれますし、
ダイヤルアップでも、接続を切ってからじっくり天気図などを検討できます。
週末の天気が気になって、毎日天気予報サイトを見に行っているような人には、使えると思います。
2003年1月5日
山記録の棚に「2002年12月28日〜2003年1月1日 穂高岳屏風岩東壁 ディレッティシマルート」を追加。
あけましておめでとうございます。
今年も事故のないよう、山を楽しんでいきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いします。
ディレッティシマの記録は、ルート情報よりもそれ以外の部分がやけに長いので、
報告というよりは、読み物として読んでいただければありがたいです。
(まあ、いつものことですが)
あと、待望の「マークスの山」文庫版ですが、
1月24日発売決定のようです。→講談社文庫のページ
今度こそ、でしょうか。
2002年分の”更新履歴”は、こちらから
2001年分の”更新履歴”は、こちらから
2000年分の”更新履歴”は、こちらから
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