<5.装備報告>   (記:神谷)

[共同装備]


Eureka!Extreme(1)ベースキャンプ用テント
MESSNERテント(1)アタックキャンプ用テント
テントマット(2)

ガソリンコンロ(1)
燃料ボトル(3)専用ボトル(1リットル)×1、ペットボトル(2リットル)×2    
ホワイトガソリン(5リットル)
コッヘル(2)
プラティパス(2)水筒
ポリタン(1)2リットル用
浄水器(1)「PUR」

キャンドル(1)37時間用
キャンドル立て(1)空き缶を利用
裁縫用具(1)針、糸、ハサミ
布ガムテープ(1)
南京錠(2)小さいもの

同流山岳会旗(1)

ザイル[9mm×50m](1)
アイススクリュー(3)
デッドマン(2)

()内は個数。



【反省点】


○Eureka!Extreme は、3人用。MESSNERテント は、2人用。どちらも大きさは適当だった。
○燃料は、ガソリンを使用した。ガソリンにしろガスにしろ、燃料は飛行機での持ち込みができないので、現地購入するしかない。メンドーサの登山用具店にて、1リットル=$1.5だった。ガスコンロを使うなら、CampingGazが購入可能。
○燃料ボトルは、専用ボトルに1リットル。それ以外はペットボトルに入れビニールテープを巻いて保護。ガソリンは合計約2リットル使用した。
○浄水器は、アメリカで購入したもの。ポンプ式でチューブが2本ついている。一方のチューブを水に浸け、レバーを上下に動かすと、もう片方のチューブから濾過された水が出てくるしくみ。23日に凍って故障してしまうまで使用。現地では生水は基本的に飲まない方がよいだろう。上流をムーラが歩いている水場もあった。水に少し色と匂いが着くが、煮沸が不要だったのでとても便利だった。
○キャンドルはほとんど使用しなかった。日が長く、21時くらいまではヘッドランプ無しでも十分行動できたのが原因である。
○南京錠は盗難防止用に使用。高度順応などでBC(C1)を離れるときに、テントの入り口のファスナーにかけていった。実は、BCテントは入り口が2つあったため、本来なら鍵は3つ必要だった。BCは常に片方しか鍵がない状態であったが、装備を盗まれるということはなかった。
○登攀具はもっと余裕があってもよかった。今回は頂上稜線のナイフリッジでコンティニュアスにザイルを使用しただけだったが、氷河の状態によっては、これでは足りない可能性もある。他の装備・食糧との重量的な兼ね合いで考えた方がよい。


[個人装備]はこちら

○<6.食糧報告>へ進む
●アコンカグア報告のホームへ戻る