谷川岳マチガ沢四の沢/湯桧曽川武能沢

2005年10月22日(土)〜23日(日)
メンバー:青山、神谷(記)


10月22日 マチガ沢四の沢
マチガ沢から東南稜を目指したが、ガスが濃く、周囲の状況がほとんど判らず、沢を詰めていったらそのまま稜線に出てしまった。
どうやら、東南稜へ行かず、四の沢を登ってしまったらしい。

マチガ沢出合 雲行きがあやしいが東南稜を目指した 水流はほとんどない 運動靴でも行けそう
大岩の間をすり抜けつつ 釜を越えて だいぶガスがかかってきた チムニーになっている
ここは残置スリングを足場にして登った 東南稜はどの方向か 唯一ロープを出した場所 視界がなくて、周囲の状況が判らない
稜線に着いた。四の沢の頭だった。東南稜は……?
頂上付近は風が強く、寒かったので、さっさと下山

10月23日 湯桧曽川〜武能沢
夜中ずっと雨が降っていた。一ノ倉沢の壁を登るつもりだったが、早々にあきらめる。
しばらく待っていると、小雨になってきたので、湯桧曽川から大倉沢、白毛門というコースを考えた。
一ノ倉沢出合に行ってみると、壁は真っ白になっていた。今シーズンの初雪。
湯桧曽川を遡行していくが、当然ながら水は冷たく、3分で足が痺れてくる。
下流は河原歩きだったので、水に入らずに進めたが、魚留滝あたりからは、沢幅が狭まり、どうしても水の中を行かなくてはならない。
これ以上は無理と判断、比較的短そうな武能沢に行く先変更。
武能岳から蓬峠、と考えたが、やっぱり寒い。清水街道と合流したところで、こっちもあきらめて、そのまま林道沿いに帰ってきた。

一ノ倉初雪1 一ノ倉初雪2 一ノ倉初雪3 湯桧曽川の河原歩き
水は、足が痺れるほど冷たい なるべく水に入らないように 幽ノ沢のあたり 右岸から左岸と何度も渡り返す
そのたびに足が動かなくなる この先で急に沢幅が狭まる これ以上は水に入らずに進むのは無理 武能沢に変更
岩登りなら、まだまし 沢と紅葉と雪のコントラスト 気持ちの良い秋の沢。でも寒い。 稜線は果てしなく遠い
高巻きもできそうだったが ロープを付けて登ることにした ピトンを打って登る 沢の水はやはり冷たい
再び滝 今度は右岸から こんな河原が続けばよいのだが また滝
ロープは三回出した 岩の間を進む ここはロープを出さず 清水街道の先は滝の連続。時間もないし寒いので、ここでやめる
穏やかな秋の雰囲気 先月崩壊していたところには残置ロープがあった

10月22日(土) 曇り
5:25 谷川岳指導センター
5:40 マチガ沢出合(15℃)
7:30 アンザイレン(9℃)
8:50 稜線(四の沢の頭)
9:15 トマの耳(7℃)
11:25 指導センター(18℃)
10月23日(日) 雨のち曇り
6:40 指導センター発
7:05 一ノ倉沢出合(6℃)
8:55 武能沢出合(9℃)
11:25 清水街道(9℃)
14:15 指導センター(12℃)

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